質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
質疑・応答検索
相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。
※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。
C型肝炎の検査で、HCV抗体陽性で感染既往者と言われたが、どういう意味か?(一般)
検査値・検査方法 |
|
年月 | 2018年4月 |
C型肝炎ウイルス(HCV)に感染しているかを調べる検査がHCV抗体検査である。HCV抗体陽性の場合、HCVに一度は感染したことを意味するが、現在も持続感染をしている人(HCVキャリア)と、治癒をしてウイルスのいない人(感染既往者)が含まれる。そのため、HCV核酸増幅検査(HCV-RNA定量検査)を行い、血液中にHCV遺伝子があるかを調べる。これが陽性であれば現在HCVに感染していることを意味する。さらに、HCVの型を調べるセログループあるいはゲノタイプを測定し、これらを組み合わせて治療方法の選択や治療効果を予測する(肝炎情報センターホームページより)。