質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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クルシュマン螺旋体とは何か? (薬局)
検査値・検査方法 |
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年月 | 2019年1月 |
クルシュマン螺旋体は、ドイツの内科医Heinrich Curschmannが命名した喀痰中に出現する長さ1~2cm、直径1mm程度の灰白色の螺旋状の糸状の物質である。気管支粘液の分泌亢進により気管支内で貯留、停滞、濃縮した粘液が、気管支の呼吸運動や咳によって喀痰中に排出されることにより形成され、気管支内の狭窄部を濃縮した粘液が口腔側へ排出されるときに螺旋状を呈すると考えられている。気管支喘息でみられることが多いが、肺癌、慢性気管支炎、肺結核、肺気腫、風邪でもみられ、疾患特異性はない。