質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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検査値のCA125とは何か?(一般)
検査値・検査方法 |
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年月 | 2019年10月 |
CA125(carbohydrate antigen 125)は、卵巣漿液性嚢胞腺癌の腹水細胞を培養し、これをヌードマウスに免疫して作成したモノクローナル抗体で検出される糖鎖抗原(癌性糖鎖蛋白抗原)である。婦人科腫瘍の診断に用いられ、特に卵巣癌で高値を示す。腫瘍の大きさと血中濃度が良く相関するので、病期や治療効果の判定、再発のモニタリングに有用である。子宮内膜症でも高値を示すため、補助診断、治療効果判定、再発の診断に用いられる。
妊娠初期(10週以前)、月経時に一過性の陽性を呈することがある。基準値は35.0U/mL以下。