質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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クロルフェニラミンマレイン酸塩のd体とdl体の対応量(臨床用量)は?(薬局)
調製法等 |
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年月 | 2023年12月 |
dl-クロルフェニラミンマレイン酸塩は、d体とl体が50%ずつのラセミ体となっている。d体には抗ヒスタミン作用があるがl体にはないため、用量は理論的にdl体はd体の2倍用量となる。実際の投与量は調整幅が設けられており、添付文書の用法・用量は以下のとおり。
有効成分 | d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 | dl-クロルフェニラミンマレイン酸塩 |
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主な商品名 | ポララミン錠等 | クロルフェニラミンマレイン酸塩散1%「ホエイ」等 |
用法・用量 | d-クロルフェニラミンマレイン酸塩として、成人1回2mgを1日1~4回 | dl-クロルフェニラミンマレイン塩として、成人1回2~6mgを1日2~4回 |