公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

ユーパスタコーワ軟膏が入手困難なため、調製したい。調製法は?(病院薬局)
調製法等
年月 2024年1月 

ユーパスタコーワ軟膏の有効成分は、100g中精製白糖70.0gとポビドンヨード3.0gで、褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、下腿潰瘍)に適応を有する。市販化される前は、院内製剤として調製されていた。調製例を示す。
〔イソジンシュガー軟膏〕
(処方)イソジンゲル 90g、白糖(局方品) 200g、単シロップ(局方品) 60g
(調製法)微粉化した白糖に単シロップを徐々に加えながら練合し、パスタ状としたものにイソジンゲルを加え練合均質化し製する。軟膏容器に充填する。
(貯法)室温保存(遮光)
(有効期限および使用期限)用時調製
(適応)褥瘡、難治性潰瘍、熱傷
(用法・用量)1日1~2回適量をガーゼにのばし、患部に貼付する。
(備考)白糖は必ず局方品を使用する。一般に製菓用粉糖には2~5%のデンプンを含有しており、調製後の有効ヨウ素量が低値を示す。

(病院薬局製剤 第三版 日本病院薬剤師会編 薬事日報社 1990年8月21日)


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