質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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医師よりパラアミノ安息香酸(PABA)エステルを含有する「遮光クリーム」の製法を聞かれたが?(薬局)
調製法等 |
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年月 | 2011年8月 |
院内製剤で「遮光クリーム」の処方がある。
(処方)パラアミノ安息香酸 5g 親水軟膏 全量 100g
(製法)よく研和し、微粉末化したパラアミノ安息香酸に少量の親水軟膏を加えよく練合した後、残りの親水軟膏を少量ずつ加え、全質均等に製する。遮光・室温保存。
PABAは角質層中に拡散して貯蔵され、紫外線を吸収して熱エネルギー等に変化させて放出し、紫外線の皮膚への浸透を防ぐ永続的効果を発揮する紫外線吸収剤である。接触皮膚炎などの過敏症の発現に注意する。化粧品(サンスクリーン等)では、PABAおよびそのエステルの使用は合計量として4%以下の制限がある。