質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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散剤を分包したときの誤差の範囲は?(薬局)
調製法等 |
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年月 | 2016年4月 |
重量誤差は、分包品の総重量から包装紙の重量を引いた値を実測値とし、実測値と散剤総重量の理論値から計算した調製工程における散剤損失量の割合が2%以下とする。
分包重量偏差は、個々の包装紙込重量を秤量したとき、変動係数として6.1%以下が望ましい(分包した散剤の個包装込重量が、基準化された正規分布をするものとして、全体の分包散剤の90%が平均重量値の100±10%に入る範囲は、変動係数で6.08%≒6.1%である)。TDMを行っている薬剤等に関しては、薬剤個々について科学的根拠に基づいた最低限度の数値を設定する必要がある(第13改訂 調剤指針 増補版 日本薬剤師会編より)。