質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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鼻の乾燥に使用する液剤は、何があるか?(薬局)
調製法等 |
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年月 | 2016年11月 |
塩化ナトリウムを主成分とした一般医療機器(ドライノーズスプレー:日本臓器製薬)等が市販されている。また、病院薬局製剤としてスノール液がある。
(適応)いびきの軽減(鼻咽頭粘膜の乾燥を防ぐ)
(処方)塩化ナトリウム 4.5g グリセリン 1.5g ポリソルベート80 1g 10%塩化ベンザルコニウム液 0.5mL 精製水 全量 500mL
(調製法)500mLの液量計にグリセリン及びポリソルベート80をとり、精製水約300mLを加えてよく攪拌し、次に10%塩化ベンザルコニウム液及び塩化ナトリウムを溶解する。残余の精製水を加えて全量500mLとし、綿栓ろ過して500mLの滅菌瓶に分注し、121℃、20分間滅菌する。冷後、点鼻用容器に分注して製する。
(用法・用量)毎日1回、就寝前に各鼻腔に5滴点鼻。