質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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あせも(汗疹)治療用のローションの調製法は?(薬局)
調製法等 |
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年月 | 2014年6月 |
病院薬局製剤の処方例に「アセモール」がある。
(処方)
硫酸アルミニウムカリウム10g、サリチル酸5g、酸化亜鉛70g、タルク70g、エタノール100mL、
l-メントール1g、ベルガモット油1g、グリセリン40g 精製水 全量1,000mL
(調整法及び機器)
① 硫酸アルミニウムカリウム、グリセリンを精製水300mLに溶解する。
② タルク(Clostridium属の細菌汚染の可能性があるので、150℃で3時間乾熱滅菌したもの)、酸化亜鉛を乳鉢に入れ①を少量ずつ加え、十分研和する。
③ エタノールにサリチル酸、l-メントール、ベルガモット油を溶解する。
④ ③を②に加えよく練合後、ステンレス製計量器に移し、全量1,000mLとする。
滅菌ポリ製容器・室温保存。