公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

薬局製剤の混合ビタミン剤の原料で、パントテン酸カルシウム原末が製造中止となった。代替として倍散を使用してよいか?(薬局) 
調製法等
年月 2020年5月 

薬局製剤指針の通則7には、「本書の医薬品に用いる原末について、その代替として倍散等を用いる場合には、原則として、各条において定める。ただし、原薬が入手困難な場合においては、この限りではない」と規定されている。
原則としては、薬局製剤指針の製造方法欄にて、倍散の使用が可とされている場合は、倍散を使用することができるが、混合ビタミン剤の製造方法欄にはこの記載はない。しかし、「原薬が入手困難な場合においては、この限りではない」と規定されているため、原薬が入手困難な場合には倍散を使用することができると考えられる。ただし、倍散を使用する際には、製造販売業者として賦形剤の安定性や影響等について確認しておくことが求められる。
(薬局製剤業務指針第6版 第二部 解説編付録 「薬局製剤」関係質疑応答集 問10 日本薬剤師会編より)

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