質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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健康食品に使用されているプロシアニジンの作用は?(一般)
食品・健康食品 |
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年月 | 2022年6月 |
プロシアニジンは、カテキンやエピカテキン等のフラバン-3-オール類が重合した構造をもつ、難吸収性のポリフェノールである。プロシアニジンは縮合型タンニンとも呼ばれ、これまでに抗酸化作用、血管保護作用、肝機能改善作用、血圧上昇抑制作用、糖・脂質代謝促進作用など多くの生物活性が報告されている。その活性の強さは、構成されるフラバン-3-オール類の種類や結合様式、重合度によって異なると考えられている。ブドウ、リンゴ、カカオ、ナッツ等に多く含まれている。
食品には、「りんご由来プロシアニジン」を関与成分とした加工食品やリンゴの生鮮品の機能性表示食品がある。