質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
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県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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民間薬でアカメガシワ(赤芽柏)の薬効と用法は?(一般)
食品・健康食品 |
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年月 | 2011年7月 |
アカメガシワはトウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木で、新芽が赤く、葉が柏に似ていることから命名された。樹皮は健胃薬、樹皮、葉、葉柄、茎は消炎鎮痛薬として応用され、胃・十二指腸潰瘍、胃酸過多症や胆石症の他、外用にも使用される。初夏から盛夏に葉または樹皮を採取し、陽乾させる。胃・十二指腸潰瘍、胃酸過多症等には乾燥した樹皮を1日量10~20gに水500mLを加え、とろ火で30~40分かけて半量になるまで煎じ、1日3回食後に服用。胆石症には葉10g、樹皮5gを700mLの水で約半量に煎じて服用。腫れ物、痔に葉を煎じて内服、あるいは外用として患部を洗う。アカメガシワエキスは医療用医薬品ではイリコロンM配合錠やマロゲン錠に配合され、過敏大腸症(イリタブルコロン)に使用され、一般用医薬品では総合胃腸薬等に配合されている。