公益社団法人福岡県薬剤師会

文字サイズ 文字サイズを縮小する文字サイズを標準サイズにする文字サイズを拡大する

  • ホーム
  • 福岡県薬剤師会について
  • 県民の皆様へ
  • 薬剤師の皆様へ
  • 薬事情報センター
  • 会員専用ページ

質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

糖尿病患者の果物摂取の影響は?(薬局)
食品・健康食品
年月 2012年1月 

果物には、果糖(フルクトース)のほかに、ブドウ糖(グルコース)、ショ糖(シュクロース)が多量に含まれる。ショ糖は小腸で酵素によりブドウ糖と果糖に分解され吸収されるため、果物を摂取すると果糖のみならずブドウ糖を多量に摂取することになり、血糖値が上昇する原因となる。果物の種類により各糖の含有割合は異なり、ブドウや柿はブドウ糖の含有量が多く、血糖値を直接的に上昇しやすい。果糖はGlycemic Indexが低く、ショ糖やブドウ糖に比べると摂取後の血糖上昇は低い。糖尿病患者の食事療法では1日1単位80Kcal(例:ミカン中2個、リンゴ中半分、バナナ中1本等)前後の摂取が望ましい。糖度の低い果物を選び、干し果物や果物ジュースの過剰摂取には注意する。

ページの先頭に戻る