公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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スピルリナとは?(一般)
食品・健康食品
年月 2015年11月 

スピルリナはアフリカや中南米のアルカリ度の高い塩水湖等に自生するマイクロアルジェ(微細藻類)と呼ばれる藍藻の一種で、クロロフィル(葉緑素)を持ち光合成を行う。スピルリナ全藻は、「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料)」に区分され、スピルリナ色素、スピルリナ青色素、スピルリナ青は既存添加物 (着色料)としての使用が認められている。スピルリナは約65%の粗タンパク質、高濃度のビタミンB群、フェニルアラニン、鉄、必須アミノ酸やその他のミネラルを含み、栄養の供給源として利用されている。使用時には以下の注意が必要である。

  • 肝毒性を有するミクロシスチン(藍藻毒の一種)、細菌や重金属 (水銀、カドミウム、鉛、ヒ素) 、放射性の2価または3価のイオンを含むことがある。
  • フェニルケトン尿症や尋常性天疱瘡の症状を悪化させる恐れがあり、既往歴のある人は使用を避ける。
  • 鉄やカリウムを多く含むため、それらの成分と相互作用を起こす薬剤に注意する。
  • 葉緑素の分解産物フェオホルバイトが皮膚障害を起こす恐れがある。

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