質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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ネズミモチとは何か?(薬局)
食品・健康食品 |
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年月 | 2012年6月 |
ネズミモチは、関東以西の暖地の海岸に野生するモクセイ科の常緑樹で、その名は果実がネズミの糞、葉がモチノキに似ていることに由来する。中国原産のものをトウネズミモチ〔生薬名:女貞子(果実)〕と言う。晩秋から冬に黒く熟した果実を取り水洗して天日で乾燥したものや、夏に葉を取り乾燥させたものを用いる。果実は滋養強壮、強心、白内障、白髪予防に1日量10~15gを500mLの水で煎じて1日3回食間に服用する。薬用酒の場合、果実200gと同量の砂糖をホワイトリカー1.8Lに漬け、6ヶ月後に濾して、1日2~3回、1回20mLずつ服用する。葉は風邪の解熱や胃潰瘍に効果があるとされ、1日量10~15gを500mLの水で煎じて1日3回食間に服用する。