質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
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漢方製剤の甘草は摂取量に注意が必要だが、食品添加物の「甘草」は大丈夫か?(薬局)
食品・健康食品 |
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年月 | 2017年8月 |
甘草は食品添加物の甘味料として使用され、主成分はグリチルリチン酸である。甘さは砂糖の約200倍で、塩味を和らげる効果や旨味出し効果がある。厚生労働省が行った平成27年度甘味料マーケットバスケット※調査結果では、食品添加物(グリチルリチン酸二ナトリウム及び甘草抽出物)由来の総グリチルリチン酸の1日摂取量は0.368mg/人/日で、安全性に問題がないことが確認されている。
※マーケットバスケット方式:スーパー等で売られている食品を購入し、その中に含まれている食品添加物量を分析して測り、その結果に国民栄養調査に基づく食品の喫食量を乗じて摂取量を求める方法