質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
質疑・応答検索
相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。
※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。
腎機能別のカリウム摂取量は?(薬局)
食品・健康食品 |
|
年月 | 2017年9月 |
「慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版」(日本腎臓学会編)では、成人のカリウム摂取量は、糸球体濾過量(GFR)≧45mL/分/1.73m2までは制限はない。GFR30~44mL/分/1.73m2では2,000mg/日以下、GFR≦29mL/分/1.73m2では1,500mg/日以下を推奨している。血液透析(週3回)では2,000mg/日以下、腹膜透析ではカリウム制限はない(高カリウム血症を認める場合は、血液透析同様に制限する)。これらの制限は、血清カリウム値を参考に薬剤の副作用や合併症をチェックしながら必要に応じて行われる。