公益社団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

グレープフルーツと同様に、薬物代謝酵素CYP3A4の阻害作用を有し、薬物と相互作用の可能性がある近縁種の柑橘類は何があるか?(薬局)
食品・健康食品
年月 2013年2月 

グレープフルーツは、ブンタン(ザボン)区に属し、6',7'‐ジヒドロキシベルガモチン(DHB)やベルガモチン等のフラノクマリン類を含有する。これらは主に消化管(小腸上皮細胞)にあるCYP3A4を阻害するため、カルシウム拮抗薬など多くの薬物との相互作用が認められている。近縁種の柑橘類では、同区に属する八朔(ハッサク)、晩白柚(バンペイユ)、ブンタン(ザボン、ポメロ)等、グレープフルーツ交配種のスウィーティー(オロブランコ)やメロゴールドはフラノクマリン類を含有する。またダイダイ区のダイダイもDHB等のフラノクマリン類を含有する。

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