公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


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看護師から聞かれたが、アンプル剤とバイアル剤の違いは?(薬局)
用語
年月 2011年12月 

アンプル剤

底部を封した無菌の小ガラス管に薬剤を充填後、先端部を熔封した完全密封製剤である。アンプルカットしなければ内容物を使用することはできないが、カット時に微細なガラス片が注射剤の中に混入することがある。プラスチック製アンプルもある。小容量の注射剤の多くがアンプル製剤である。

バイアル剤

広口の無菌ガラス容器に薬剤を充填後、開口部にゴム栓を打栓し、アルミニウムキャップなどでゴム栓と開口部を巻締めた無菌製剤である。バイアル剤のゴム栓は複数回刺針することが可能で、薬液を複数回に分割して採取できる。バイアル剤では不適切な薬液採取操作による感染事故の報告があるため、薬液採取時には無菌操作を厳守する。また、ゴム栓に針を刺す時にゴム栓が削り取られ、薬液中に異物として混入するコアリングが生じることがあるので注意する。

日本薬剤師会編:第13改訂調剤指針,薬事日報社,2011.より

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