公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

サムスカ錠(トルバプタン)を調剤する場合の確認事項等は?(薬局)
その他
年月 2015年3月 

サムスカ錠の調剤時には、効能・効果、用法・用量等の確認が必要である(表)。
また、ADPKDに対して使用する場合、安全対策のための適正使用管理体制が設置されており、調剤する場合には、以下の確認を行う。

  • 薬局が初めてサムスカ錠を注文する場合、MR(医薬情報担当者)から情報提供を受ける(卸が情報提供済を確認後、納品)。
  • 処方医師が「サムスカADPKD e-Learning」を受講終了した登録医師であるかを確認(医師から患者に渡される受講修了証の写しまたはサムスカカードで確認)。「受講終了医師」(医師名と登録番号)の確認ができない場合、調剤を行うことができない
    *調剤を拒むことは、薬剤師法の「正当な理由」に当たることが通知(平成26年3月24日、薬食審査発0324第9号)。
  • 初めてサムスカ錠を交付する場合、患者に、入院下で投与を開始したかを確認。

効能・効果

7.5㎎錠

15㎎錠

30㎎錠

用法・用量

ループ利尿薬等の他の利尿薬で効果不十分な心不全における体液貯留

1日1回15㎎

ループ利尿薬等の他の利尿薬で効果不十分な肝硬変における体液貯留

1日1回7.5㎎

腎容積が既に増大しており、かつ、腎容積の増大速度が速い常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)の進行抑制

1日2回 1日最高120㎎まで

開始用量1日60mg(朝45mg、夕15mg)

 ↓  1日90mg(朝60mg、夕30mg)

(漸増)1日120mg(朝90mg、夕30mg)

1週間以上の間隔を空けて増量

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