公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

可塑剤としてフタル酸エステルを含有する手袋を装着して食品を扱ってはいけないのか?(一般)
その他
年月 2020年8月 

市販の弁当中からフタル酸エステル類の一種であるフタル酸ジ‐(2-エチルヘキシル)(DEHP)が検出され、主な原因として、可塑剤注1)としてDEHPを含む塩化ビニル製の手袋を使用したことにより、DEHPが食品に移行したことが確認されている。移行したDEHPの量は、弁当1食分で、DEHPの動物実験結果(精巣毒性および生殖毒性)から求められた耐容一日摂取量注2)とほぼ同程度であった。
厚生省は平成12年6月、DEHPを含む塩化ビニル製手袋の食品への使用を避けるよう通知を発出している(厚生省生活衛生局食品化学課長通知 衛化第31号 平成12年6月14日)。

注1)可塑剤:柔軟性を増し形成加工を容易にする添加剤
注2)耐容一日摂取量:ヒトが一生涯にわたって摂取しても影響の現れない1日当たりの摂取量

(国立医薬品食品衛生研究所 内分泌かく乱化学物質ホームページ 内分泌かく乱化学物質Q&Aより)

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