薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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経口BP製剤を、服用後30分間起き上っているのはつらいので簡易懸濁法で投与した。メーカーは簡易懸濁法による投与は可能と回答。30分間起きていなくても大丈夫か?(薬局)
適正使用 |
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年月 | 2013年5月 |
経口BP製剤は、30分以上の間、立位もしくは座位を保てない患者には禁忌。
立位もしくは座位の時間は、本剤の滞留や本剤と胃酸の混合物が食道へ逆流する危険性を考慮して決められた時間なので、30分間は立位もしくは座位を保つ必要がある。また、本剤は刺激性があるため、簡易懸濁法で投与しても、口内や食道などへの影響も考慮する必要がある。