薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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娘が不眠のため薬局からウットを購入して服用中。長く飲んでも大丈夫か?(県民)
適正使用 |
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年月 | 2014年5月 |
ウットの成分のブロモバレリル尿素は、催眠鎮静薬であり、過量服用による急性中毒や漫然使用による慢性中毒の報告がある。また、ブロモバレリル尿素は習慣性医薬品であり、慢性ブロム中毒は不可逆的な神経障害を起こす恐れがあるため、長期に渡り漫然と使用しない。5~6回使用して症状が改善しない場合は受診する。