薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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狭心症でカテーテル手術歴があり、ロレアス配合錠、タケキャブ、ロスバスタチンを服用中。ボルタレン、バイアグラとの飲み合わせは問題ないか?(県民)
相互作用防止 |
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年月 | 2022年12月 |
ボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)とロレアス配合錠(クロピドグレル硫酸塩・アスピリン)に含まれるアスピリンで、相互に作用減弱、消化器系副作用増強、出血傾向増大、腎機能低下の可能性があり、併用注意。
ボルタレンとクロピドグレルで、消化管出血助長の可能性があり、併用注意。
バイアグラ(シルデナフィルクエン酸塩)とタケキャブ(ボノプラザンフマル酸塩)で、バイアグラの効果が強く現れる可能性があり、併用注意。
バイアグラは、心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者には禁忌なので、使用について医師に相談する。