薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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3歳8ヶ月の子どもが微熱と咳で、耳鼻科より処方されたトスフロキサシン、ビオフェルミンR、アスベリン・カルボシステイン・セチリジン塩酸塩の混合剤を服用中。熱が上がってきたので、アメリカ滞在中に購入したAdvil(小児用、イブプロフェン100mg含有)を服用させたいが、問題ないか?(県民)
相互作用防止 |
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年月 | 2023年6月 |
日本でのイブプロフェン製剤の承認内容は、医療用医薬品では通常、小児は5歳から、一般用医薬品は15歳以上からの使用となっている。
また、トスフロキサシンとイブプロフェンの併用で、痙攣誘発の可能性があり、併用注意。
アセトアミノフェンのみが含まれている一般用医薬品の使用を勧める。