薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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カナリア配合錠、アムロジピン、プラバスタチン、デノタスチュアブル配合錠、メマリー、オロパタジン、ソリフェナシン、マグミット、ガランタミン、ツートラム、モビコール配合剤、グレースビットを服用中の患者。フロモックスまたはサワシリンまたはルリッド、ロキソニンまたはボルタレンとの相互作用は?(歯科医師)
相互作用防止 |
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年月 | 2023年8月 |
カナリア配合錠(テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物・カナグリフロジン水和物)のテネリグリプチン臭化水素酸塩水和物、ソリフェナシンとルリッド(ロキシスロマイシン)は、いずれもQT間隔を延長させる可能性があり、心室性不整脈等のリスク増大のおそれがあり、併用注意。
ガランタミンとロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)またはボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)で、消化器症状を悪化させる可能性があり、併用注意。
グレースビット(シタフロキサシン水和物)とロキソニンまたはボルタレンで、痙攣誘発の可能性があり、併用注意。
ツートラム(トラマドール塩酸塩)は、慢性疼痛の適応を有する。
グレースビットはニューキノロン系抗菌薬で、歯周組織炎など歯科適応を有する。