薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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| ワソラン、アルダクトンA、バイアスピリン、硝酸イソソルビド、タケプロン、ヘルベッサー、レバミピド、ぺレックス配合顆粒、センノシド、マグミットを服用中の患者。ロキソニンまたはカロナールまたはボルタレン、オゼックスまたはトミロンまたはアジスロマイシンとの相互作用は？（歯科医師）
相互作用防止 |
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| 年月 | 2023年9月 |
アルダクトンA（スピロノラクトン）とロキソニン（ロキソプロフェンナトリウム水和物）またはボルタレン（ジクロフェナクナトリウム）で、降圧作用減弱、腎機能障害者で重度の高カリウム血症の可能性があり、併用注意。
バイアスピリン（アスピリン）とロキソニンで、出血、腎機能低下の可能性があり、併用注意。
バイアスピリンとボルタレンで、出血、腎機能低下、相互に作用減弱、消化器系副作用増強の可能性があり、併用注意。
マグミット（酸化マグネシウム）とオゼックス（トスフロキサシントシル酸塩）で、オゼックスの吸収が低下し効果減弱の可能性があり、併用注意。
マグミットとアジスロマイシンで、アジスロマイシンの血中濃度低下の可能性があり、併用注意。
ぺレックス配合顆粒（サリチルアミド・アセトアミノフェン・無水カフェイン・クロルフェニラミンマレイン酸塩）1ｇ中にアセトアミノフェン150mgが配合されているため、カロナール（アセトアミノフェン）を服用する場合は、過量投与にならないように注意する。
ロキソニンまたはボルタレンとオゼックス（トスフロキサシントシル酸塩水和物）で、痙攣誘発の可能性があり、併用注意。
