薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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アゾセミド、トルバプタン、ビソプロロール、エリキュース、ベプリコール、フォシーガ、カリメート、アトルバスタチン、酸化マグネシウム、センノシドを服用中、スピリーバ レスピマット、アニュイティ エリプタを使用中の患者。トミロンまたはオゼックスまたはアジスロマイシンとの相互作用は?(歯科医師)
相互作用防止 |
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年月 | 2023年10月 |
アゾセミドとトミロン(セフテラム ピボキシル)で、トミロンの腎毒性を増強する可能性があり、併用注意。
ベプリコール(ベプリジル塩酸塩水和物)とアジスロマイシンは、いずれもQT間隔を延長させる可能性があり、心室性不整脈等のリスク増大のおそれがあり、併用注意。
酸化マグネシウムとアジスロマイシンまたはオゼックス(トスフロキサシントシル酸塩水和物)で、アジスロマイシンまたはオゼックスの血中濃度低下の可能性があり、併用注意。投与間隔を2時間以上あける。
カリメートは急性および慢性腎不全に伴う高カリウム血症改善薬のため、腎機能障害の程度により、トミロンまたはオゼックスは用法用量の調整が必要。アジスロマイシンは調整の必要はない。