薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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レバミピド(胃潰瘍ではない)、タリージェ、アジルサルタン、アマルエット配合錠、デベルザ、エクメット配合錠、ミグリトール、ミヤBM、防風通聖散を服用中の患者。(1)フロモックスまたはサワシリンまたはクラビットまたはクラリスロマイシン、ロキソニンまたはカロナールとの相互作用は?(2)外科処置は問題ないか?(歯科医師)
相互作用防止 |
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年月 | 2024年10月 |
(1)アジルサルタンとロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)で、降圧作用減弱、腎機能障害者で腎機能悪化の可能性があり、併用注意。
アマルエット配合錠(アムロジピンベシル酸塩・アトルバスタチンカルシウム水和物)とクラリスロマイシンで、アムロジピン、アトルバスタチンともに血中濃度上昇の可能性があり、併用注意。
クラビット(レボフロキサシン水和物)とロキソニンで、痙攣誘発の可能性があり、併用注意。
(2)アドレナリンを含有する歯科用局所麻酔薬を使用する場合、
デベルザ(トホグリフロジン水和物)、エクメット配合錠(ビルダグリプチン・メトホルミン塩酸塩)、ミグリトールとアドレナリンで、血糖降下作用減弱の可能性があり、併用注意。
防風通聖散とアドレナリンで、不眠、発汗過多、頻脈等があらわれやすくなる可能性があり、併用注意。