薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
相談事例検索
相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。
※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。
ジクロフェナク、カフコデN配合錠、トランサミン、エチゾラム、テプレノン、ドンペリドン、ファモチジン、小青竜湯を服用中の患者。 (1)フロモックスまたはルリッド、ロキソニンまたはカロナールとの相互作用は? (2)外科処置は問題ないか?(歯科医師)
重複投与防止 |
|
年月 | 2019年11月 |
(1)ジクロフェナクは鎮痛薬であり、ロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)またはカロナール(アセトアミノフェン)と作用が重複する。
カフコデN配合錠は、カロナール(アセトアミノフェン)と同成分を含有しており、高用量では肝機能障害の危険性が高くなるので注意が必要。
(2)アドレナリンを含有しない麻酔薬を使用する。カフコデN配合錠の成分のメチルエフェドリン塩酸塩とアドレナリンで、不整脈を起こす可能性があり、併用禁忌。