薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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チラーヂンS、バイアスピリン、ランソプラゾール、エリキュース、アイトロール、酸化マグネシウム、メリスロン、リリカ、トラマール、メイアクトMSを服用中の患者。フロモックスまたはサワシリン、ロキソニンまたはカロナールとの相互作用は?(歯科医師)
重複投与防止 |
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年月 | 2020年6月 |
メイアクトMS(セフジトレン ピボキシル)は抗菌薬で歯科適応も有し、フロモックス(セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物)、サワシリン(アモキシシリン水和物)と効能が重複する。
トラマール(トラマドール塩酸塩)とロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)またはカロナール(アセトアミノフェン)は、鎮痛作用が重複する。
バイアスピリン(アスピリン)とロキソニンで、出血傾向増大、腎機能悪化の可能性があり、併用注意。
エリキュース(アピキサバン)とロキソニンで、出血傾向増大の可能性があり、併用注意。
ランソプラゾールを消化性潰瘍で服用の場合、ロキソニンまたはカロナールは禁忌。