薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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センノシド、アーガメイトゼリー、ブロプレス、アゼルニジピン、フェブリク、ゼチーア、レンドルミンを服用中の患者。フロモックスまたはルリッドまたはサワシリン、ロキソニンまたはカロナールとの相互作用は?(歯科医師)
禁忌 |
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年月 | 2019年10月 |
アーガメイトゼリー(ポリスチレンスルホン酸カルシウム)を服用中であり、急性・慢性腎不全患者と推察される。
重篤な腎機能障害者にはロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)またはカロナール(アセトアミノフェン)は禁忌。ただし、ロキソニンは無尿の透析患者では減量の必要ない。
ロキソニンを投与する場合ブロプレス(カンデサルタン シレキセチル)と、ロキソニンで、降圧作用減弱、腎機能障害者で腎機能悪化の可能性があり、併用注意。
(末期腎不全・透析時の用法・用量)
フロモックス(セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物):1日100mgを分1~2。血液透析患者は1日1回100mgを、透析日は透析後に投与。
ルリッド(ロキシスロマイシン):1日1回150mg。
サワシリン(アモキシシリン水和物):1回250~500mgを24時間毎に投与。血液透析患者は、透析日は透析後に投与。