薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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腎機能障害者(片腎・透析前)がプロポリスを摂取して良いか?(県民)
副作用防止 |
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年月 | 2017年5月 |
腎機能障害者への安全性情報はない。ただし海外で、急性腎障害を起こした報告があり注意が必要である。
報告①:59歳の胆管がんの男性患者がプロポリスを2週間摂取し、血液透析を必要とする急性腎障害を起こした(台湾)。
報告②:グルテン腸症の既往歴がある3歳の男児が、プロポリスを含む民間療法を、週2~3回、約4ヶ月摂取したところ急性腎不全を発症し、中止により回復した(カナダ)。