薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
相談事例検索
相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。
※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。
ディレグラを服用中。授乳は問題ないか?(県民)
妊婦・授乳婦 |
|
年月 | 2017年3月 |
ディレグラは抗ヒスタミン薬のフェキソフェナジンと交感神経刺激薬のプソイドエフェドリンの合剤である。
プソイドエフェドリンの短期使用はL3(moderately safe)、長期使用はL4(possibly hazardous)と評価されており(Medications and Mothers'Milk 13th.Edi.2008.より)、乳児の興奮等に注意する。
フェキソフェナジンのみの製剤(アレグラ等)は、授乳中に安全に使用できると評価されている(国立成育医療研究センターより)。