研究を始める前に「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」
令和3年8月31日
福岡県薬剤師会
学術倫理審査会
人を対象とする医学系研究については、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」により、その適正な実施が図られてきたところですが、この度、「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」と統合され、新たに「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」が制定、令和3年6月30日より施行されました。
臨床・疫学研究の実施にあたっては、本指針に則って進めることが求められており、薬剤師が活動する分野の研究においても、学会発表、論文投稿の対象となるものについては倫理審査が必要かの判断、並びに必要なものについては倫理審査を受けることが必須の状況にあります。下記に、倫理指針およびガイダンス等の資料を掲載しますので、研究に着手する前に必ずご一読ください。
資料(厚生労働省HP掲載資料)
「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の制定について(通知)(令和3年3月23日) (132KB; PDFファイル)
「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(令和3年3月23日) (301KB; PDFファイル)
「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針ガイダンス」について(事務連絡)(令和3年4月16日) (68KB; PDFファイル)
人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針 ガイダンス(令和3年4月16日) (937KB; PDFファイル)
また、ガイダンスでは、「研究者等は、研究の実施に先立ち、研究に関する倫理並びに当該研究の実施に必要な知識及び技術に関する教育・研修を受けなければならない。また、研究期間中も適宜継続(少なくとも年に1回程度)して、教育・研修を受けなければならない」と定めています。 この教育・研修の受講については、日本薬剤師会では「生涯学習支援システムJPALS(ジェイパルス)」のe-ラーニングシステムにおいて、研究倫理に関する研修が行えるコンテンツを配信していますので、受講後、理解度確認テストに合格し、研修修了証(ダウンロード方式)を受領ください。
研究倫理に関するe-ラーニングコンテンツについて
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